グラウディングマットと比較

安さではマニフレックス

電卓とPRICE

イタリア製の高反発マットレスにしてはマニフレックス製品は安いかもしれません。 最上級のタイプだとそうはいきませんが一般的なモデルなら5万円もあれば手に 入るので、輸入品ということを考慮するとかなりリーズナブルなお値段です。 グラウディングマットを購入しようとしたら20万円近くの出費になるので、 どれだけマニフレックスが安いのかがわかるでしょう。 これはグラウディングマットは医療機関にも採用されている、本格的なマットレス ということも関係してるのかもしれません。 寝具、しかもマットレスだけで20万円も出せる人はそうそういないでしょうが、 医療機関などでも使われているのでこのお値段でもみなさん納得なのでしょう。 マニフレックスはその半分のさらに5割近くのお値段なので、ちょっと頑張れば 一般人にも手が届きそうな感じでしょうか。 イタリア製の高反発マットレスにしては破格の値段です。 金額だけでこのジャンルの商品を選ぶ人はいませんが、それでも選択する理由の 中で意識せずにはいられない項目にはなります。 医療にも使われるような製品だけど20万円もするマットレスと、その額を出せ ば4つほど買えてしまうそこそこメジャーで流通しているマットレスなら、後者 を選びたくもなってしまいます。 それがあやしげなメーカーで製造国も不安になるような製品なら却下されるで しょうが、由緒正しいイタリアのメーカーなら信頼性もあります。

医療基準の効果

グラウディングマットが高価なのは、一般人向けにも販売はされていますが 医療機関で使われることを前提に開発されているのが関係あります。 高反発マットレスで体圧分散効果、姿勢矯正、血行促進などを実現させるため、 しかもそれが医療基準の効果を発揮されるように開発されているので販売価格も 高額になっているのでしょう。 マットレスは特許も取得しているほどで、もはやただの寝具ではなく医療器具に 近いとお考えになるべきかもしれないほどです。 福祉の現場での使用も前提に撥水加工や殺菌消臭も医療基準で考えられており、 自宅で睡眠をとるためのマットレスとしては贅沢な品かもしれません。 どちらも高反発のマットレスですがグラウディングマットはただの寝具ではなく、 医療や福祉の現場で使用される最新技術の詰まったマットレスなのです。 健康の為に自宅の寝室にここまでの寝具を設置するのは並大抵の決心では足りない でしょうが、腰が痛かったり肩が重かったり体調が優れない方は買う気になる、 そんな存在がグラウディングマットです。 なので利用者は自然と高齢者が多くなり、10代の少年少女はどちらかというと マニフレックスを愛用しているかもしれません。 赤ちゃん用の寝具もマニフレックスは販売していますし、グラウディングマット はやはり医療向けがメインとなるのでしょう。

それぞれの機能

どちらも高反発マットレスを売りにしていますが、マニフレックスは体圧分散と 寝心地の良さを追求した製品になり、グラウディングマットはそれプラス姿勢矯正、 寝返り促進、血行促進、保温、撥水、殺菌抗菌、消臭といったことまでの機能を 備えた製品となっているので、どちらが健康に良いかは一目瞭然です。 ただしそこまでの事を皆が求めているか、といわれたらやや疑問で、一般人には 不必要な機能も多そうです。 消臭や撥水は福祉現場ではとっても助かる性能かもしれませんが、建売住宅の2階 の寝室で普通に眠るだけなら無くても構わない性能です。 普通の寝具と同程度の性能さえ有していれば困ることはありませんし、それで不満 に思うこともまずないので全く問題ありません。 無料でそれらのオプションが付いてくるのなら喜んで付けたい性能ですが、その 対価がちょっと高すぎると考えるのが普通の人です。 撥水効果があればベッドの上でノンアルコールビールをこぼしてしまっても 安心ですが、そのために数倍の寝具代を支払わないといけないのなら躊躇する のも無理はありません。 殺菌効果も適度にお布団を干せるのなら無くてもいいですし、ライフスタイルや 考え方次第でどちらがいいのか違ってくるでしょう。 心地よく寝たいだけならそれほど高くないマニフレックスで充分、という結論 を出す人のほうが多いかもしれません。